忘録

 私は母から「あんたはしっかりしている」と言われ続けたので、自分はとてもしっかりした人間だと思って生きてきた。

しかし、どうやら違うらしいと言うことに気づいたのが20代半ば。


昨日、名古屋の銀行へ口座解約をしに行った。

電車で約30分である。

私の実家も新宿まで電車で約30分なので、街とのこの距離感はなかなか身に馴染んでいいものだ。


とか思って、全部済ませて、隣駅の雑貨屋さんへ寄ったら電話。

銀行からの電話であって、口座解約に伴い、貯金を他の口座に移す手続きをしたのだが、振り込み用紙に記入した支店を間違えていたようだ。

正しくは調布南支店。私が書いたのは南大沢支店。似てるじゃないか。

よくよく聞くと、口座番号も間違えていた。

数字を二つ、入れ替えて書いていたようだ。


さて名古屋駅へ戻ろう、と思って、駅直通の雑貨屋のあるビルから、駅へ帰る時に迷子になり、二人の若者を呼び止めて道を聞き、一人のお嬢さんに駅まで送ってもらったとさ・・・


わざわざ名古屋駅まで戻って、駅ビル28階まで再び戻りましたとさ。

そうしたら『三菱UFJ銀行』を私は間違って『三菱東京UFJ銀行』と書いたりしていたとさ。

銀行名が変わっているなんて知らなかったよ!


なんとか家に帰り着いた。疲れた。とても疲れた。

そして夕方スーパーのレジで、牛乳を落として角を凹ませた。


そういえば、この前は同じスーパーで卵落として割ったな・・・



さて本日、確定申告などやろうと思ったら、昨日使った通帳がない。

通帳がないのだ。

とりあえず、通帳紛失で口座をストップした。今はスマホからすぐできるようだ。すごいなあ。

仕方がないので他の作業に入ったら、『大事なファイル』にその通帳がしっかりと挟まっていたとさ。


まあ電車の逆走はよくやるし、多分私は、人から見たらよほど間抜けなんだろうなと思う。


これらと、私がパンを食べるときにパン屑を子供のようにボロボロと落としてしまうことや、引き出しをしっかり閉めないとか、そう言うことは全て同じ原因なんだろうなと思う。

何かをやっている最中に違うことを考えているからこうなるのだ。

多分、私の脳みそのどこかの機能が、平均よりも弱いんだなと思うよ。

娘に遺伝してないことを切に願う。

野の乙女

私はよく野菜を干します。
スーパーの見切り品で、セロリの束があると嬉しい。
刻んで干して、乾いたらジップロックに入れて冷蔵庫へ。

ポトフでもミネストローネでもミートソースでも、
いつでもパッと入れられて大変よろしい。

今干しているのは輪切りの大根。
大根がしんなりしてしまったり、大量にあったりすると、輪切りにして干す。
細かくするのは面倒になったので、適当な輪切りに。
煮物にも味噌汁にも美味しいよ。

さてこれは何をしているのかと言うと、娘が干してあるネットを見ては
「あのネット、おままごとに使いたい」と言い続けるので
「なら自分で中の大根をザルに移しておいて」
と言ったらせっせと大根を移している。の図。
構図が可愛いので写真を撮りましたとさ。

犬は木に絡みついて寝ているし。

結局ネットは、羊のぬいぐるみ専用の三段ベッドになったとさ。
 

言葉と枠組み

 言葉というのは分析すればするほど、いろんな側面が見えてきます。


子育て中の親子関係において、親が子供に話しかける『言葉』は、その子どもの『思考の枠組み、骨組み』なんだなあと育児をしていていつもいつも思います。


子供はボヤンと頭で考えたことを、言語化しようと努力することがよくあります。

そこで助け舟を出す時、どんな舟を出すかで子供の人格は変化します。


だから私は、できるだけポジティブで、明瞭で、わかりやすい言葉を心がけます。

だからと言って簡単な言葉を使えば、説明が簡単になるわけでもないから、子育ては難しい。



昨日、娘が「最近、たまちゃんは『物理的に』っていう言葉が好きなんだよね」と言う。

そういえば、娘は最近『物理的に』を多用し、3割くらい間違って使っていた。

間違いをいちいち指摘するのも教育上良くないと私は思っているので、娘が間違えた場合、それをしばらく泳がせることも多い。

難しい言葉を使ってみよう、というチャレンジ精神だけで、もう正解なのだから。

大人になっても間違っていることは無いし。


で、娘は「『物理的に』って好きなんだけど、意味がよくわからない」と言うので、私の全く物理のセンスのない頭で「物理」を一生懸命説明した。リンゴが落ちるとか、その学問がどう役立つか、地震で高いビルがどう揺れるかとか、そういうことだが、きっと人が聞いたら呆れるような説明だ。


でもそうしたら娘が、「ああ、この世界のこと、ってことね」と納得してくれた。

そうそう、『この世界のこと』!


すごいぞ。娘に学ぶ物理。私の思考の枠組みも、娘がずいぶん形成し直している気がする。


そういえば、先日、「お母さん、『もの』っていう漢字はあるの?」と聞かれて、

「あるよ。物体、ってあるでしょ。ブッタイのブツ、ブツリのブツとも読むよ」

と説明していたところからの、『物理的』の流れでした。


高校生の頃、「波津さん、理科の選択科目で物理を取る人が居ないの。取ってくれない?物理の先生はすごく甘いから、単位を落とすことは絶対にないから」と担任に頼まれて取った物理。

テストは0点に近かったが、確かに単位をもらえた。

そして確かに、受講者が4、5人しかいなかった。人気がなかった。

母系社会の少数民族モソ人

モソ人だ!