説教したがる男たち

 



犬の散歩で早朝、神社の前の公園で娘と遊んでいたら、70歳前後の男性がこちらに近寄って来て挨拶をしました。

私も挨拶をしました。


世間話で私が引っ越して来たばかりであるとか、そういう話をしましたら

「この街には4つの大きな寺社仏閣がある。だからいつも、その方角に私は頭を下げて挨拶をする」

と言う。

そうなんだ、確かに大きな神社や鳥居があるし、信心ぶかい人だなあ、と思ったら

「君も挨拶をした方がいい」

と促される。


そして「最近は、早朝のすれ違いざまに挨拶をしても、4人に3人は返さない」らしい。


ふーん、そうなんだ。

と思って家路についた。



数日後、また同じおじさんに遭遇した。


「その後、神様に挨拶はしていますか?」


と聞かれた。びっくりした。


すごくびっくりして数分後、

なんで私が神様に挨拶するタイミングをお前が決めるんじゃ!

と腹が立ってきた。


この話、日本のサラリーマン、定年、地方都市、ジェンダー、宗教、と色々な観点から話ができます。



さて、レベッカソルニットというアメリカの作家がいます。

以前、勧められて図書館にて彼女の本を全部借りましたが(飛ばし読みしましたが)、お目当てだったこの本「説教したがる男たち」がありませんでした。

図書館にリクエストをして2ヶ月後、近くの街の図書館から借りてもらえました。

図書館で買ってくれたら良いのに、良い本なのに。と思うけれど、図書館司書たちの会議で「借りる」に止まったんだなあ、と残念無念。
また借りる、というのが気軽にできないのが悔しい。


そしてこの本、先日は新聞の人生相談の回答で引用されていた。

話題の本だわ〜






さてもう一冊。

「悪い母親になるのは本当に簡単だ。自然分娩で子を産み、乳腺炎を患いながら母乳を与え、布おむつを一枚ずつ手洗いしても、気晴らしに子供を連れて少しのあいだ外出し、風邪でも引かせたら、たちまちわがままな母親となる。

悪い父親になるのは、とても難しいことだ。子供が泣いているとき耳をふさいで寝ていても、哺乳瓶の消毒をしなくても、お風呂に入れなくても、ベビーカーを押して近所を一周しただけで、すぐに優しい父親として持ち上げられる。」

「百のうち一つを間違えただけで悪い母親になるのに、百のうち一つだけ上手くやれば良い父親になれる社会は正常とはいえない」

(「私は男でフェミニストです」チェ・スンボム/世界思想社p30)

これこれ。



女が364日手料理を作っても、1日カップラーメンを子供に食べさせるとそれが叩かれる感じ。

妻が子供の面倒を見続けて、ごくたまに夫に子供を「預けて」、それですごく妻が感謝するし、世間もブラボーって感じ。


最近韓国のフェミニズムが熱いです。

この本もひょんな事から近所の図書館で借りたのですが、二日後の新聞の書評に載っていたので、多分数人、予約が入っているはず。

と思って確認したら、予約者1名だって。

渋谷区の図書館を見てみたら予約者が10名。

ああ、首都圏から離れる利点は図書館にあり。とニヤリとするのだ、私は。

嫌な性格である。

母系社会の少数民族モソ人

モソ人だ!