コロナで長い時間を娘と過ごしている。
先日は二人で、星の王子様を題材にしたアメリカのアニメーション映画を観ていた。
登場人物のおじいさんが「本当に大切なものは、目に見えないんじゃよ」と言った。
娘はすかさず私の方に向き直り、
「お母さん。それは違うと思う。」
と真剣な眼差しを私に向ける。
「だってさ、お母さんはたまちゃんが本当に大切だけど目に見えるし、
たまちゃんはお母さんが本当に大切だけど見えるでしょ。
だから、本当に大切なものは目に見えるんだよ」
そうだな。確かにそうだ。娘が正しいような気がしてきた。
金八先生のようだ
先日、私が人から「あゆ子さんは、心が安定しているわね」と言われたので、それを夕飯時に自慢しようと思った。
なのでしげるさんに
「今日ねえ、私、心が安定していると言われたよ」
と報告しましたところ、すかさず娘が割り込んだ。
「それはきっと、お父さんとたまちゃんという柱が2本しっかりあるから、お母さんの心が安定しているんだよ」
金八先生のようだ。
クサい、いい話だ。
そうか、家族は健全な状態であれば柱なのだ。そうなのか。
娘によると、私は生きながらに天国のような幸福な状態におり、心が家族で安定している。
本当にありがたい。
なのでしげるさんに
「今日ねえ、私、心が安定していると言われたよ」
と報告しましたところ、すかさず娘が割り込んだ。
「それはきっと、お父さんとたまちゃんという柱が2本しっかりあるから、お母さんの心が安定しているんだよ」
金八先生のようだ。
クサい、いい話だ。
そうか、家族は健全な状態であれば柱なのだ。そうなのか。
娘によると、私は生きながらに天国のような幸福な状態におり、心が家族で安定している。
本当にありがたい。
生き地獄
天国のお箸は150cmくらいあるらしい。
だから一人で食べたいものを食べることは出来なくて、隣の人に食べさせてもらうらしい。
そしてお互いに長いお箸で仲良く食べさせ合うのだ。
地獄のお箸も長いらしい。
でも地獄に住む者は、隣人に優しい心を持っておらず、結局食べさせ合うことができずにご馳走を前に空腹のままなのである。
家の前で、娘とシャボン玉をしていたのだが、娘が長い柄の虫取り網で、私の吹いたシャボン玉を捕らえようとする。
しかし柄が長すぎて、娘の近くにあるシャボン玉が取れないのだ。
なので娘と「なんか天国のお箸みたいだねー」と話していた。
すると娘が「でもお母さんは、今でも天国にいるようなもんだよね」と言い出した。
「だってお母さんには可愛い娘がいるし、おいしいご飯も食べられるでしょ。ご飯はお母さんが作ってるんだけどさ」
そうか。私は『生き天国』にいるのか。
しかも食べたいものを短い箸で好きなように食べられるし。
私はゆくゆくは天国に行きたいが、あのお箸のシステムだけは解せない。
やっぱり、好きなものを好きなペースで食べたいのである。
だから一人で食べたいものを食べることは出来なくて、隣の人に食べさせてもらうらしい。
そしてお互いに長いお箸で仲良く食べさせ合うのだ。
地獄のお箸も長いらしい。
でも地獄に住む者は、隣人に優しい心を持っておらず、結局食べさせ合うことができずにご馳走を前に空腹のままなのである。
家の前で、娘とシャボン玉をしていたのだが、娘が長い柄の虫取り網で、私の吹いたシャボン玉を捕らえようとする。
しかし柄が長すぎて、娘の近くにあるシャボン玉が取れないのだ。
なので娘と「なんか天国のお箸みたいだねー」と話していた。
すると娘が「でもお母さんは、今でも天国にいるようなもんだよね」と言い出した。
「だってお母さんには可愛い娘がいるし、おいしいご飯も食べられるでしょ。ご飯はお母さんが作ってるんだけどさ」
そうか。私は『生き天国』にいるのか。
しかも食べたいものを短い箸で好きなように食べられるし。
私はゆくゆくは天国に行きたいが、あのお箸のシステムだけは解せない。
やっぱり、好きなものを好きなペースで食べたいのである。
Amazon prime
娘がここ数ヶ月でドラえもんの映画を、どれも何度も何度も見ている。
しかし、『のび太の創世日記』なる映画だけは、一度も見ていない。
なのでそれを見るように促した。私が見たことがない映画だからだ。見たいなと。
しかし娘は言うのだ。
「お母さん、この映画は、前に少し見たんだ。でも難しくてたまちゃんは理解できないんだ。だからこの映画は見れない」
そうか。そうなのか。
私は子供の頃に映画を見ても、理解など全然していなかったが、それなりに楽しんでいた。
しかし娘は、ドラえもんのセリフを一つ聞き逃しただけで、巻き戻しをするのである。
娘の映画への向き合い方は大人だ。
と感心した日であった。
最近は午前の部、午後の部、と娘を連れて散歩に出かけ、三時間は歩いている。
コロナになってからの方が、私は運動をしているようだ。娘のおかげで。
仕事が全然できていないけれど。
さて、午後の散歩の最中に、「帰ったら白玉団子でも作ろうかあ」と提案したら、
「お母さんは、本当に良いお母さんだね。こんなに優しいお母さんはこの世にいないよ。本当にお母さんは優しい。たまちゃんはお母さんの娘で良かった。すごく幸せ」
などと言う。こういう『しみじみ幸せ』を娘はよく呟くのであるが、この年でそれに気付くとは殊勝である。
私は、30を超えるまで、しみじみ幸せに気づいたことすらなかった。
と感心した日であった。
でも帰宅後、娘は「やっぱりきのこの山と蒟蒻ゼリーにするわ」とさっぱりと白玉をやめたのである。
さて、先日は娘、「たまちゃんは、きれい好きなの」と言う。
なので「へー。でも鼻くそほじって食べてるのに?」と意地悪く聞いてやったら、なんて答えたと思う?
「それはね、鼻の穴の掃除をしてるってこと」。
屁理屈もここまでくるとあっぱれである。
しかし、『のび太の創世日記』なる映画だけは、一度も見ていない。
なのでそれを見るように促した。私が見たことがない映画だからだ。見たいなと。
しかし娘は言うのだ。
「お母さん、この映画は、前に少し見たんだ。でも難しくてたまちゃんは理解できないんだ。だからこの映画は見れない」
そうか。そうなのか。
私は子供の頃に映画を見ても、理解など全然していなかったが、それなりに楽しんでいた。
しかし娘は、ドラえもんのセリフを一つ聞き逃しただけで、巻き戻しをするのである。
娘の映画への向き合い方は大人だ。
と感心した日であった。
最近は午前の部、午後の部、と娘を連れて散歩に出かけ、三時間は歩いている。
コロナになってからの方が、私は運動をしているようだ。娘のおかげで。
仕事が全然できていないけれど。
さて、午後の散歩の最中に、「帰ったら白玉団子でも作ろうかあ」と提案したら、
「お母さんは、本当に良いお母さんだね。こんなに優しいお母さんはこの世にいないよ。本当にお母さんは優しい。たまちゃんはお母さんの娘で良かった。すごく幸せ」
などと言う。こういう『しみじみ幸せ』を娘はよく呟くのであるが、この年でそれに気付くとは殊勝である。
私は、30を超えるまで、しみじみ幸せに気づいたことすらなかった。
と感心した日であった。
でも帰宅後、娘は「やっぱりきのこの山と蒟蒻ゼリーにするわ」とさっぱりと白玉をやめたのである。
さて、先日は娘、「たまちゃんは、きれい好きなの」と言う。
なので「へー。でも鼻くそほじって食べてるのに?」と意地悪く聞いてやったら、なんて答えたと思う?
「それはね、鼻の穴の掃除をしてるってこと」。
屁理屈もここまでくるとあっぱれである。
子供には健康的なものを食べさせたい
子供が生まれるまでは、おやつは基本的に手作り。などと思っていた。
駄菓子は体に悪いし。と。
いやしかし、実際育ててみると、違ってくる。
自分で色を混ぜてグミを作るとか、そういうお菓子。
楽しいならば、まあ良いかなと思う。
少し高いお菓子なので(150円くらい)子供にはそうそう買いませんが、たまにはね。
今夜、親はビール飲むしね。フフフ
さて、メルカリなるフリマアプリで初めて買い物をしました。工業用ミシン。
とりあえず、実家で仕事ができるように、実家に送る。
これだ。
激安。送料込み。
1989年のミシンであった。
しかし、届いたらコードがちぎれていて、ビニールテープで繋がれている箇所が。
危ないのでコードを作り直した次第。
これ
これをつかってペンチで繋げて。
簡単なことなら自分でできるんだなあと密かに嬉しい日であった。
しかし、やはり工業用ミシンも最新のものの方が運針がスムーズである。
前にアトリエに勤めていた際に、これより古いの使ってたんだけどね。
1日半、ミシンの掃除とメンテナンスに費やして気がついた。
既に所有しているミシンの掃除もしてあげねば。大々的な大掃除はやったことがなかった。
良い形の苺があった
だから顔をつけた。
娘が自転車にスイスイ乗るようになったら、とても楽になった。
娘は合理的に物事を楽しみたいのか、公園で遊ぶことは大好きだけど公園の往復が嫌い、という面倒臭い子供で、今までは公園に行くものの帰りが大変であったのだ。
しかし、『自転車に乗る』こと自体が目的となった今、公園からの帰りも悠々である。
この世には、育てやすい子と育てにくい子がいる。
それは確実だ。娘は本当に面倒臭く、育てにくい子だと思う。
そして手のかかる子ほど可愛い、というのはよくわからん。
娘がたとえ手のかからない子だったとしても、絶対可愛いに違いないし。
本日は、ミシンが届く。古くて新しいミシンだ。
今朝の新聞で辛酸なめこさんが書いていたことで、『リア充がSNSで演出できなくなった』というようなことがありましたが、私はいままで『リア充』なるものは、消費と隔たった生活をしている人だと思っていた。
蕎麦を打ったり彫刻をしたりリア王を読んだり。そしてリア充はSNSと縁が薄い人かと思っていたのだ。
しかし辛酸さんによると、どうやら『リア充』というものは、イケてるレストランの料理の写真を撮ってSNSに載せたりする人たちのことらしい。
先日、20代の女性に「エモい」という表現を用いて褒められた。
最近の言葉がわからない。
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