(ディズニーの映画は、ピーターパン、アリス、バンビ、ピノキオは見せています)
しかし保育園での情報をもとに、今の娘の頭の中はプリンセス一色。
歯ブラシにもディズニープリンセスの描いてあるヤツにこだわります。
朝起きると『お姫様っぽい』服を着て、保育園へ行く前に活動的な服に着替える。
靴も、お姫様っぽくなければならないのだ。
帰宅後のお風呂の後は、『お姫様っぽい』服を着て、寝る直前にパジャマに着替える。
そのパジャマもリボンが付いたりしていないとダメなので、こちらも必死に洗濯をしている。
食後は歯磨き後、布団の上で本を読むのだが、いつまでも歯を磨かず、アクセサリーをジャラジャラ付けて姫になりきっている。
そのくせ、本の時間はいつもと同じだけを要求するので、寝る時間が遅くなっている。
どう見ても『こけし』な娘なのだがしかし、娘の目には鏡の中にいる自分がフランス人形に見えているらしい。
我が家は本当に有り難い事に、おしゃれな服のお下がりを頂いているので、可愛い服がたくさんあるのだ。
私はプリンセスがあまり好きではないので、受け入れ難かったのだが、最近できた友人の言葉が私を変えた。
友人は、色んな国に住んでいたのだが、2、3歳の娘を連れていた時は、ブラジルのバイーアという場所に住んでいた。
「バイーアではアメリカのメディアと接する事も無かったけれど、娘は誰かが着ているプリンセスのTシャツに執着した。どんな僻地に住んでも、娘の姫は止められないよ。」
もう私は、娘の姫を全て受け入れる事にした。
そして娘に聞いてみた。
「お母さんがドレスを作ってあげるよ、どんなのが良い?」
すると娘、「お嫁さんが着るドレス!」
マジか・・・
私はおもむろに、友人Rの結婚式の写真(白無垢)を見せて「これ?」と聞いてみたが、和服ではないらしい。ウェディングドレスらしい。
なんだかなあ。なんの意味も無いのだろうけど、このご時世にウェディングドレスに憧れるってどうなのよ・・・とやはりモヤモヤした気持ちになってしまう。
女の子のドレスのパターンの本でも買うかな。
とびきり姫ドレスを作ってやれば気が済むのかな。
一過性のものではあるとわかっているのだ。
大体8歳になると、皆、姫期の自分が恥ずかしくなるらしい。