トラブルマン

夜寝る前に、お布団で娘に絵本を読んであげます。
毎日。

でも絵本を読むという行為は、私の気持ちが安定していないとできません。

多分私も、外の仕事で他のお子さんに絵本を読むのであれば、なんとかできると思うのです。

でも布団に入って娘に本を読むことは、気持ちが波立っている限り無理なのです。
絵本の読み聞かせとは、多分、すごく純粋な愛情表現なのだと思います。


だから仕事の納期で切羽詰まっている時期や、しげるさんとのバトルが起きた時には、娘に「悪いけど今日は絵本はお休み」と言います。

そうすると大抵、娘はしくしく泣くのですが、泣かれてもできないものはできないのだ。



先日は娘自身が保育園で何やら『こと』を起こし、ああ、娘よ、なぜそんなことをするんだ、と私はがっくりしていた。
夕方、叱ったり諭したりしてみたが、私のがっくりは布団の中まで続いた。

娘に本を読んでやれないことを伝えたいが、叱った後なので、本を読まないことが「あてつけのため」とか「叱った一環で楽しみをとるあげる目的」と思われるととても好ましくないので、
「意地悪じゃないんだけどね、お母さんは今夜、本を読む気持ちになれないだ」と娘に伝えました。

そうすると娘が
「お母さん、お母さんが絵本を読めない時は、いつも意地悪のためじゃないって、たまちゃんは知ってるよ」
と言いました。


そうか。娘は、私が娘に意地悪をしないことを知っているのだ。
それがすごく感慨深かった。