Amazon prime

娘がここ数ヶ月でドラえもんの映画を、どれも何度も何度も見ている。


しかし、『のび太の創世日記』なる映画だけは、一度も見ていない。

なのでそれを見るように促した。私が見たことがない映画だからだ。見たいなと。


しかし娘は言うのだ。

「お母さん、この映画は、前に少し見たんだ。でも難しくてたまちゃんは理解できないんだ。だからこの映画は見れない」


そうか。そうなのか。

私は子供の頃に映画を見ても、理解など全然していなかったが、それなりに楽しんでいた。

しかし娘は、ドラえもんのセリフを一つ聞き逃しただけで、巻き戻しをするのである。

娘の映画への向き合い方は大人だ。

と感心した日であった。


最近は午前の部、午後の部、と娘を連れて散歩に出かけ、三時間は歩いている。
コロナになってからの方が、私は運動をしているようだ。娘のおかげで。
仕事が全然できていないけれど。

さて、午後の散歩の最中に、「帰ったら白玉団子でも作ろうかあ」と提案したら、
「お母さんは、本当に良いお母さんだね。こんなに優しいお母さんはこの世にいないよ。本当にお母さんは優しい。たまちゃんはお母さんの娘で良かった。すごく幸せ」
などと言う。こういう『しみじみ幸せ』を娘はよく呟くのであるが、この年でそれに気付くとは殊勝である。
私は、30を超えるまで、しみじみ幸せに気づいたことすらなかった。

と感心した日であった。

でも帰宅後、娘は「やっぱりきのこの山と蒟蒻ゼリーにするわ」とさっぱりと白玉をやめたのである。



さて、先日は娘、「たまちゃんは、きれい好きなの」と言う。

なので「へー。でも鼻くそほじって食べてるのに?」と意地悪く聞いてやったら、なんて答えたと思う?

「それはね、鼻の穴の掃除をしてるってこと」。

屁理屈もここまでくるとあっぱれである。